Docendo discimus:魔法防御力実測検証 その2,結果

※実測データは,魔法防御力実測検証 その1を参照のこと
※06/12/08:ちょっとデータ追加
※08/01/29:文面とか見直し.

実測したデータの検証を行う前に
取っ掛りとなる現在過程されている魔法のダメージの計算式を確認.

 実際の魔法ダメ=(基本魔法ダメ×魔法攻撃力/魔法防御力)×魔法カット率

基本魔法ダメ:
精霊魔法の基本D値,INT関数,
レジストの有無,天候などから算出される数値.
今回は変動条件なしで実測しているので,
敵のレベル別,魔法別の固定値になります.

魔法攻撃力:
基本魔法攻撃力は100.
Fire Elementalに,魔法攻撃力UPが付いているか,いないかが
問題になってくる所でしょうか.

魔法防御力:
基本魔法防御力は100.
今回は測定を行ったキャラが白魔なので,
基本魔法防御力に白Lv70のジョブ特性
『魔法防御力アップ』の値(+16)が加算され,
基本魔法防御力は116.
また白魔のメリポカテゴリーの『属性耐性魔法効果』が
5段階までポイントを振っている為,
バ系を使った時の魔法防御力は+10され126になります.
出来れば,魔法防御力アップの特性が無いジョブでも
実測出来るといいんですが…….

魔法カット率:
主にシェルの効果が,これにあたります.
魔法カットは256分率で計算されていて
シェル4は,56/256の21.8%(0.21875)カットとされています.


ということで,次のような順番で確認して行きたいと思います.

検証1.魔法ダメージ計算式の確認.
 これは,基準となる計算式が
 本当にあっているか確認する為に行います.
 ここで矛盾が出ると,あとの検証は無駄ということで中止します.w

検証2.シェルラⅤの魔法カット率検証
 情報が錯綜しているシェルラⅤの魔法カット率を検証します.
 検証1の結果がしっかり出れば問題なく求められるはず.

検証3.ブレスドブリオー(属性耐性魔法能力アップ)の検証
 シェルラⅤ以上に情報が錯綜しているブレスドブリオーの
 属性耐性魔法能力アップの効果とは?
 魔法防御力に+5なのか,魔法カット+5%なのか.
 



■検証1:魔法ダメージ計算式の確認

 この確認をする為に用いるデータは,
 実測データ①(シェル:なし,ブレスド:なし,耐火:-75)と
 ④(シェル:Ⅳ,ブレスド:なし,耐火:-75)の組み合わせ.
 ①は,魔法防御力+n,魔法カット率共に無しの時のダメージ.
 ④は,①にシェルⅣをかけた時のダメージ.
 
 ①のダメージは,冒頭の『魔法のダメージの計算式』でいうと
 (基本魔法ダメ×魔法攻撃力/魔法防御力)の部分になります.
 つまり,①のデータにシェルⅣの魔法カット率をかけた値が
 ④のデータと等しくなれば,『魔法のダメージの計算式』は
 問題ないことが分かります.

 それでは,①のデータにシェルⅣのカット率21.8%をかけて見ましょう.
 まずは,①のつよエレからファイアⅣを受けた場合.
 被ダメージは,584ダメージなので,
 
 int(584×(1-0.218))=int(456.688)=456 ダメージ.

 この結果は,
 ④のつよエレからファイアⅣを受けた時のダメージと等しくなります.
 
 しかし,つよエレからファイガⅢを受けた時のダメージを
 上記の式に則って計算すると,

 int(705×(1-0.218))=int(551.31)=551 ダメージ.

 この結果の場合,④のシェルⅣをかけた状態で,つよエレから
 ファイガⅢを受けた時のダメージ(550ダメージ)よりも
 1ダメージ差が出る事になります.

 シェルの魔法カット率は,元々256分率計算であることから考えると
 0.218(21.8%)で計算するのではなく,
 56/256=0.21875で計算すれば,より正確な値を求められます.
 
 計算した結果を下記の表にまとめてみました.

 
e0090613_21491656.jpg










 0.2187ないし,0.21875で計算を行えば
 差異が発生しないことがわかりました.
 また,他の
 ②(シェル:なし,ブレスド:なし,耐火+43)と⑤(シェル:Ⅳ,ブレスド:なし,耐火+43),
 ③(シェル:なし,ブレスド:あり,耐火:+45)と⑥(シェル:Ⅳ,ブレスド:あり,耐火:+45)
 の組み合わせでも,同様の結果が得られました.
 
 以上のことから,
 魔法ダメージ計算式に問題ないことが分かりました.
 

■検証2:シェルラ5(第一段階)の魔法カット率

 検証1より,魔法カット率の計算式は妥当であることが分かった為,
 その式と実測データより,シェルラ5(第一段階)の魔法カット率を
 求めて行きたいと思います.
 
 魔法ダメージの計算式に,実測値を代入して魔法カット率を逆算します.

 ①(シェル:なし,ブレスド:なし,耐火:-75)の
 魔法防御力+n,魔法カット率共に無しの時のダメージは,
 上記の式の『(基本魔法ダメ×魔法攻撃力/魔法防御力)』の値と同等となり
 ⑦(シェル:V(第一段階),ブレスドなし,耐火:-75)の
 ①にシェルラⅤのみをかけたときの被ダメージが,
 上記の式の『実際の魔法ダメ』となります.
 
 例として,
 つよエレからファイアⅣを受けた場合のダメージを代入してみます.
 実測値①=(基本魔法ダメ×魔法攻撃力/魔法防御力)=584ダメージ
 実測値⑦=実際の魔法ダメ=442ダメージ
 
 442=584×(1-x)
 x=1-(442/584)
 x=0.243151

 上記のように計算した結果を以下の表にまとめました.

 e0090613_21523236.jpg







 とてエレのファイアⅣが0.244という結果になった以外は,
 0.243という結果になりました.

 これで,シェルラⅤの魔法カット率は24.3%だよっ
 というのは,いささか早計な感じなので確認の計算を行って行きます.

 まず,上の計算で求められた0.243と0.244を256分率に直してみます.

 A/256=0.243
 A=0.243×256
 A=62.208
 
 B/256=0.244
 B=0.244×256
 B=62.464

 2つの結果ともに,約62という値になりました.
 とりあえず,
 シェルラ5の魔法カットを62/256=0.2421875(24.2%)と過程して
 検証1と同じ方法で計算を行い,下記の表にまとめてみました.

 e0090613_2155031.jpg












 このような結果となりました.
 シェルⅣの計算結果とほぼ同じ形になっていますし
 それぞれ違う魔法から同じカット率が導き出されていることから
 シェルラⅤの魔法カット率は,62/256(24.2%)であるといえるでしょう.

 ※以下,06/12/08追加分

 ちなみに,シェルラV(第一段階)のカット率として
 よく使われている60/256(23.4%)で計算した場合は
 下記のようになります.

e0090613_10451680.jpg 










 黄色のセルが,実測値と計算値の差異が出ている部分になります.
 つよエレフレアと,とてエレファイアⅣを除く
 結果において,大きな差異を確認する事が出来ました.
 
 この結果を見ると
 ざっくりと計算する時に使う0.234で計算した結果の差異が小さいので,
 60/256じゃないかという意見が一般的になったのかもしれません.

 一応,結論は出ていますが,この結果から
 62/256(24.2%)の確実性は上がったといえるでしょう.

 ※06/12/08追加分いじょ

■検証3:ブレスドブリオー(属性耐性魔法能力アップ)の検証

 ブレスドブリオーの持っている『属性耐性魔法能力アップ』の性能は
 魔法防御力に+5なのか,魔法カット+5%なのか.
 色々と情報が錯綜しています.
 ※08/01/29追加分
 1年も経つと,魔法防御+5になってきてるみたいですね.
 ※08/01/29追加分いじょー
 
 今回は,バファイラ(メリポ効果付き)のみと,
 ブレスドブリオーを着た状態でバファイラ(メリポ効果付き)した場合に
 火属性の魔法を受けた時のダメージ差から
 ブレスドブリオーの『属性耐性魔法能力アップ』の性能を検証してみます.

 ・魔法カット+5%と過程した場合
 
  属性耐性魔法能力アップの効果が,魔法カット+5%だった場合,
  ③(シェル:なし,ブレスド:あり,耐火:+45)のブレスドを着た状態で
  バファイラを使った時のダメージは
  ②(シェル:なし,ブレスド:なし,耐火+43)のバファイラのみのダメージよりも
  5%低いはず.
  
  ②のバファイラのみの状態で,
  つよエレからファイアⅣを受けた場合のダメージは538ダメージ.
  このダメージから,5%カットされたダメージを計算してみると
  
  int(538×(1-0.05))=int(511.1)=511

  しかし,実測した③のダメージは,517ダメージ.
  
  つよエレのファイガⅢ,フレア,とてエレの3種
  それぞれについて,同様に計算したものを下記の表にまとめます.

  e0090613_21564819.jpg








  5%カットであれば,int(①×0.21875)の値になるわけで
  それが③の実測値にならないということは,
  ブレスドブリオーの『属性耐性魔法能力アップ』は魔法カット+5%ではない.
  または,もっと低い効果であることが分かりました.


 ・魔法防御力に+5と過程した場合.
  
  とりあえず,魔法カット+5%の可能性はなくなったので
  魔法防御力に+5と過程した場合を考えてみます.

  魔法防御力の話になると,
  いままで実測データで固定してきた(基本魔法ダメ×魔法攻撃力/魔法防御力)
  の部分から,基本魔法ダメを逆算しなければいけません.
  
  ①のつよエレからファイアⅣを受けた場合のダメージから
  基本魔法ダメを求めたいと思います.

  (基本魔法ダメ×魔法攻撃力/魔法防御力)=584
  
  これが基本式となり,
  魔法攻撃力は,火エレに魔法攻撃力+が無いと想定して100.
  魔法防御力は,基本値の100に,
  白魔導士のジョブ特性『魔法防御力アップ』の+16を足して116.
  とします.
  
  (基本魔法ダメ×100/116)=584
  
  となり,計算すると
  
  つよエレ,ファイアⅣの基本魔法ダメ=677.44

  この求められた基本魔法ダメを使って,
  ②のメリポによる魔法防御+10が導けるか計算してみます.
  以下の式の結果が,116+10=126になっていればOK.

  (677.44×100/魔法防御力)=538
  魔法防御力=67744/538
  魔法防御力=125.9182156…

  魔法防御力,約126.
  若干誤差がありますが,実測値に切り捨てが発生しているので
  あっているものとして進めます.

  ③のブレスドを着た状態でバファイラを使った時のダメージ517を
  上記の式に当てはめて計算して見ます.

  (677.44×100/魔法防御力)=517
  魔法防御力=67744/517
  魔法防御力=131.032882011…

  魔法防御力,約131.
  この値から,②の実測値から求められた魔法防御力126との差を求めると
  
  131-126=5

  この結果からブレスドブリオーを着て,バファイラを唱えると
  魔法防御力+5の効果があることが確認できました.

  では,他の条件で同じように魔法防御力がどうなっているか
  計算し,下記の表にまとめてみました.
  
  e0090613_21585447.jpg






  全ての条件において,魔法防御力131,つまり魔法防御力+5を
  確認することができました.
  
  しかし,
  「でも,性能は情報より低いけど魔法カットであることも考えられるんじゃ?」
  という人もいるかもしれないので
  ②のバライラのみ魔法防御+10,耐火+43の時の被ダメが,
  ③のブレスドを着た状態でバファイラを使った時の被ダメになる魔法カットを
  計算して,下記の表にまとめてみました.

  e0090613_221737.jpg







  魔法カット率は256分率で計算されることから考えると
  ②→③のダメージ減少は,考えられなそうです.
  つまり,
  ブレスドブリオーの『属性耐性魔法能力アップ』は
  魔法カット率+5%ではなく,魔法防御力に+5であるといえます.
 



■まとめ
 
 ・魔法のダメージの計算式は

  実際の魔法ダメ=(基本魔法ダメ×魔法攻撃力/魔法防御力)×魔法カット率

  で,間違い無さそう.

  
 ・シェルラ5(第一段階)の魔法カット率は

  62/256(24.2%)


 ・ブレスドブリオーの属性耐性魔法能力アップとは

  魔法防御力に+5


 という結果になりました.
 

いままで書いてたことは間違いだらけでしたねぇ.
自分でやらないとダメってことでしょうか.

とりあえず,ブレスドの検証に関しては
持って行き方が微妙ですねぇ…….
気が向いたら書き直します.前の記事も含めて…….orz


計算などで,ここはこうじゃね?という意見があれば
よろしくお願いしますー.
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by A_she | 2006-12-06 22:10 | Docendo discimus:白魔


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